タニオカアイ

ウソとホントの間の話

栄養分類的にベーコン豚バラは油脂

~風料理、にしようと思ったとき、スパイスやハーブの影響は大きい。けれどもっと日常寄りで特殊なものでなく汎用性が高いアイテムとして、油脂の影響力は見逃せない。

食材に下味をつけたあとは、アジア圏ならごま油やラー油、ユーラシア大陸ならオリーブオイルやバターで調理すれば、ものすごく幅広い例をになってしまったけれども、おおむねそっち方向に連れて行くことができるわけで、~風の一翼を担っているのは間違いない。

ほんのすこしの量であっても、香りや風味が格段に変わる油脂。レシピの手順1で、にんにくや唐辛子のそれを油脂に移すなんていうのはよくあるし、~風ドレッシングは油脂に依存していると言っても過言ではない。牛脂・鶏油・ラードにいたっては、肉体に依存しない魂があることを思わせる。いやそれはどうか。

さて、糖質と脂質が口腔に充満すると脳内に快楽物質が放出されるなんていう、本能的に高栄養なものを選択的に摂取するための、いかにもそれらしい話から、常温で固形の油脂は蓄積しやすいとか、口腔摂取したコレステロールと血中コレステロールに直接の関係はないとか、油脂をめぐる論争は後を絶たない。

高栄養、と唱われているものは概ね油脂によるカロリーの高さが背景にある。たまに高脂質の料理について、この油脂よりこの油脂の方がヘルシーなのでは、というような話を聞くと、なにをもってヘルシーとしているのか、高栄養や健康的なんていう言葉は罪つくりだなあ、結局のところカロリーは同じなんだけどな、というようなことも一々想起せずスルーしてしまうくらい、ありふれた話。

油脂のカロリーについては、同量の糖質・蛋白質の倍以上になるので、そこは適量を用いて、としか言いようがない。それでいうとアルコールなんかも大概だけれど。緑黄色野菜に含まれる脂溶性ビタミンとの相性はとても良いし、肝油やひまし油なんていう医薬品に片足突っ込んでる油脂もある。

優秀な調味料の油脂。気づけばつらつらと書いてしまったのも熱量のためか。

お題「好きな調味料」