タニオカアイ

ウソとホントの間の話

阿部了 阿部直美 おべんとうの時間

毎日、お弁当を作っています。おしゃれな格好いいものではありません。おいしくて、栄養バランスがとれていて、作る方も食べる方も続けられるようなお弁当になっていればいいなと思っています。

栄養でよく言われているのは、五色(赤・黄・緑・黒・茶)や、まごはやさしい(豆・胡麻・わかめ・野菜・魚・しいたけ)。要は糖質・脂質・蛋白質に、ビタミン・ミネラルが入っていればよいと。普通の栄養素の話ですね。

というわけで、主食・主菜・副菜あたりの、いつものごはんに近い、うちのお弁当ができあがります。

お弁当の本を読んでいると、格好いい・おしゃれなお弁当がたくさん載っています。それはそれで、アクセントや特別なときにはいいな、とも思います。なにより発想や工夫で目が楽しい。

ところで、食べる人はどうなんでしょうか。本棚の前を歩いていると、そんな本が目につきました。

おべんとうの時間

おべんとうの時間

おべんとうの時間 2 (翼の王国books)

おべんとうの時間 2 (翼の王国books)

おべんとうの時間 3 (翼の王国books)

おべんとうの時間 3 (翼の王国books)

レシピ本ではありません。様々な職業をしている人たちの、いつものお弁当と仕事中の写真、そしてインタビューを記した本です。

自分で作る、作ってもらう、一人で食べる、二人で食べる、みんなで食べる、家庭によって本当にいろんなお弁当があります。格好よかったり、うちと似ていたり、バランス大丈夫かなというお弁当もあります。でも、それがその家その人のお弁当。

子供の頃からのお弁当の話をする人もあれば、今の仕事と関わるお弁当の話をする人もいます。それから大切なお弁当の時間の話。

お弁当という切り口からすこしだけ人の生き方が見えます。